意識は ときに高みにいたる。
そこにいるとき いつまでもつづけばいいのに… とおもう。
でも つづきはしない。
高みは いつまでも続かないもの だからだ。
思い切りジャンプして 飛びついた高鉄棒。
ひとときの全身のふるい。
そこで感じた ほしのこえを 地におりて続く倦怠の中 ずっと忘れない。
大切なのは そこだと思う。
わたしをわたしにしてゆく たいせつなもの。そこでみたもの。
それは こえならぬ ほしのこえ。そうきづくこと。
大切なのは そこだと思う。