七夕 2007-07-07 (土) 22:08:59+09:00

七は七色

虹の懸け橋 ふたつ星 結ぶ

 

七 は 奈

夕 は 結

大きな力示され ふたつ星 結う

 

七 は 七月

夕 は 夕べ

夏の夕べ ふたつ星 みあげ

あなたとわたし とおいそら 結ぶ

 


ほしのこえ 2005-06-12 (日) 18:16:10+09:00

意識は ときに高みにいたる。

そこにいるとき いつまでもつづけばいいのに… とおもう。

でも つづきはしない。

高みは いつまでも続かないもの だからだ。

思い切りジャンプして 飛びついた高鉄棒。

ひとときの全身のふるい。

そこで感じた ほしのこえを 地におりて続く倦怠の中 ずっと忘れない。

大切なのは そこだと思う。

わたしをわたしにしてゆく たいせつなもの。そこでみたもの。

それは こえならぬ ほしのこえ。そうきづくこと。

大切なのは そこだと思う。


脚をひき摺り 2004-12-08 (水) 01:00:00+09:00

めざす往きさき。

落日はとおく。

遠く。

益益遠く。


踏みしめる途。

大地はつめたく。

冷たく。

益益冷たく。


いのるこえ。

きこゆるは、ほそく。

細く。

益益細く。


胸のおもいで。

あの日のこえ。

あの澄んだひとみ。

あの大切なであい。


でもその先は、なかった。

なかった。

なかったんだ。


落日のあたたかいひかり。

だからおう。

追う。

どこまでも追う。

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きれいな光 2004-11-30 (火) 13:16:17+09:00

夜のなかで

きれいな。
ほんとうにきれいな、光がみえる。

きれいな。
ほんとうにきれいな、カプセルのなかに。

それは、
得られなかった、夢。

それは、
得られたかも知れなかった、熱の日々。

きらきらと、
きらきらと眩しくかがやいて。

思わず、霜のひろがる庭へでる。

ずっと前に失くした古い玩具が。

不本意に死んだ蛹たちが。

ゆらめき輝く水面のなかで、虹色の羽ひろげ飛びかう。

きれいな、
ほんとうにきれいな、虹色の花火が消えるまで
夜の中まぶしくて、白く冷たい蓮華も滲む。