つれづれなるままに 2006-12-24 (日) 19:37:35+09:00

日記

古い作品だが、観てみたくなり、DVD を借りてきた。

『攻殻機動隊Ghost in the shell』

『ブレードランナー最終版』

意識して両者を借りたわけではなかったのだが、Ghost in the shell のオープニングをみただけで、押井守が『ブレードランナー』を意識してつくったのがわかった。テーマが共通であるのは確かだし、もしかしたら(原作者か押井か両者が)『ブレードランナー』という作品が好きだからなのかもしれない。

その共通のテーマは、「生きているとはどういうことなのか」「人であるアイデンティティは何か」だと自分は考える。

誰もが思春期に通りゆくテーマであり、青臭いと思う人もいるかも知れないが、自分にとっては今でも必要かつ重要な課題だ。

今もなお、「生きるとは」、「自分とは」と格闘しているからだ。もっと言えば、自分にとって「生きる」とはただ息をしていることでもなく、ただ収入が得られることでもない。「人に受け入れられる、愛を受けることができる、そんな自分」として生きることが夢であり、壁を越えようとあがくのだ。

だが最近ふと、思うことがある。愛は渇望し続けることで得られるものではなく、前に向かって踏みしめるみちばたに、ふと通り過ぎる野の花のようなものではないか、と。

クリスマス隣は何をするひとぞ

クリスマス己は何をするひとぞ

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懐かしい風を感じた 2006-09-17 (日) 21:52:30+09:00

日記

数日前、研修中に、懐かしい気持ちのする風を感じた。

あたたかくて切なくて優しくて、少し冷たい秋の風のような。

ふと気づくと、9月になっていた。

あれから何度目の9月だろうか。

不器用な僕は、今も何も変わらず、同じ風をさがしている。

どこにいるかわからない、あの秋に吹いた風を。


祈り 2006-07-26 (水) 03:25:34+09:00

日記

深夜の坂を登り、夜霧の海に潜る。

車の震えが、聞こえるすべて。

やがて、駅に着く。

━━━第一展望台。

扉を開き、海に潜る。

ヘッドライトが照らしてくれる数m。

その先に、何が待つだろう。

霧間からみえるのは━━闇。

呑まれて沈めば永久の命。

震えつつ、奮え。

ただひとつの願いを。

カムイヌプリ。


少し暑いなと思ったら 2006-07-03 (月) 22:09:49+09:00

日記

なんだ…もう夏なのか。

うまくいくまでとまったままの頭の中と、時の流れの差がはげしい。

このまま、本当に停止しそうな時の渦に飲まれて3ヶ月ほど錐揉みしている。

そんな中で、気づいたことを2つ、書き記しておこうと思う。詩にみえるかも知れない。気がふれたと思うかも知れない。自分にとっては、 ただ真実がそこにあるからそれでよい。

生きている間 人は優しくなれない

死んでもなお 深い恨みに囚われつづける

でもそこから 解放されることもある

それができるのは 恨みを忘れ人の幸せを願う 心 ただそれだけ

 

世界はひとつだけではない

数多くの別の世界が 今まさに存在したり していたり これからしたり する

極端な話 われわれの世界で 誰かが書いた物語

それすら 別の世界では実在するということが 時には ある

そして めったにないことだが 別々の世界の間で 人と人が 絆を結び合い 愛し合うことすら ある

世界は広く深く 不可解で 神妙で 素晴らしい

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1: 少年育成 (07/05 17:47) hodoukyo(あっとまーく)m5.kcn.ne.jp
ご無沙汰しております。ご迷惑かと思い連絡をためらっておりました。お元気そうで安心しました。北海道はいかがですか? もうすぐ夏休みですが、帰省された折にはぜひお立ち寄りくださいね。
2: 冬星 (07/05 23:21)
メッセージありがとうございます。そちらの方はお元気そうでなによりです。
お気になさらず、私信をお送りくださいな。

最近は 2006-03-15 (水) 18:26:32+09:00

日記

ほぼ毎日麦酒をやっているのだ。

最近タイムリーなことに、各社新しい銘柄を数多く打ち出して競っているので楽しい。第三のビールは別にして、贅沢ではあるが高級志向を目指しいろいろな方向性を打ち出しているようだ。

昔中国茶をかじったときもこんな感じにタイムリーに中国茶が流行ったのを思い出す。

さて、色々やって自分的にはサッポロの「北海道生搾り」に落ち着いた。いや、プレミアムモルツ並みのラインには手を出していない。高すぎる。といいつつ「畑がみえるビール」は試したりしているが…。

その結果「北海道生搾り」なのだ。

ここ数日は毎晩「北海道生搾り」している。

が、しかし、酔わないのだ、全然。

酒がほとんど飲めないからビールなんぞをちびちびやっていたのに、500ml一気に入れてもちっとも酔わないので、つまらないのだ。つまらないが、他に渇きを潤すものも思い当たらないので二日酔いではなく頭が痛い。