管理画面の「動作設定」

管理画面の「動作設定」各項目について説明します。

キャッシュ関係の設定

  • If-Modified-Sinceに応答…ブラウザやプロキシのキャッシュ制御を行うかどうかの設定です。
  • ページキャッシュを生成…ページの生成結果をページキャッシュとしてサーバーに保存するかどうかの設定です。
  • キャッシュするページ数…ページキャッシュを生成する場合に、保存するページの最大数を設定します。

rNote-re での If-Modified-Since について

If-Modified-Since は、ブラウザからサーバに送るリクエストヘッダに付記される項目です。ブラウザのキャッシュが作られた日時を送信します。

この項目が設定されていた場合、サーバは、送られてきた日時以降にページの内容が更新されていた場合のみ、新しいページを送信します。(200を送信)

rNote-re では、更新されたページの内容が既にサーバにキャッシュとして存在している場合は、そのキャッシュを送ります。まだキャッシュが作られていない場合は新たにキャッシュを作りページを送信します。

送られてきた日時以降にページの内容が変わっていなかった場合は、新しいページは送信しません。(304を送信)

rNote-re では、この仕組みを使用することで、不要な場合はキャッシュの生成やデータの送信を省略することができ、サーバからの応答性を向上することができます。

その他の設定

  • 最近のコメント等のログ保存数…最近のコメント等のログの保存数の最大値を設定します。
  • 携帯用ページをテスト…現在使用しているブラウザでサイトにアクセスした時に、携帯用のページを表示することで、携帯用ページの表示テストを行うことができます。
  • コメントを承認制にする…コメントが送信された時に管理者の承認を待つか、承認を待たず即時公開するかの設定です。

設定状態の保存方法

「携帯用ページをテスト」の設定状態は、使用中のブラウザの動作を変更させるために cookie に保存されます。その他の設定状態は SITE_TOP/cache/config.ini に保存されます。