久しぶりに HTML LINT を使って当ブログのソースをチェックしてみたらエラーだらけになったので、内容を確かめてみた。

エラーとして報告されたもののうちで多かったのは、

<ARTICLE>~</ARTICLE> 内には H1/H2/H3/H4/H5/H6が必要です。

<SECTION>~</SECTION> 内には H1/H2/H3/H4/H5/H6が必要です。

だったが、これらの部分に実際は h2 などが存在しているのだ。

どうやら、 HTML LINT では、 article や section の開始タグの「直後」に h2 などがないと、 h2 などが存在しないという判断をしてエラーにするようだ。だが、文法上はそのような制限はないので、このエラーレポートは間違い。

ちなみに、 rNote-re では、セクション(section)や記事(article)を構造上区分けする意味合いで使用している。例えば section タグで囲まれた部分には、基本的に対応して画面に表示させる見出し文字列といったものは存在していない。(例えば、「ここはサイドメニュー部分」「ここは記事本体の部分」といった構造的な区分けを section タグで行っているのであって、見出し文字列を表示させるために section タグを使用しているわけではないから、ということ。)

また、<table>の属性として、枠線の太さなどを設定する border は HTML5 では廃止されたとしてエラーレポートが表示されるのだが、 HTML5 では、境界線の太さを指定するための border は廃止されたが、「枠線の有無を表す border 」は存在している(HTML5 & CSS3 リファレンス)。ところが、この文法に沿った記述も HTML LINT ではエラーとして扱われている。このエラー表示を減らすために、文法上正しい記述ではあるが border による枠線の有無の設定を削除して枠線の処理は全て CSS に移行したが、 HTML5 自体の仕様に反しているエラー表示なので納得できないものがある。

キーワード: rNote-re HTML LINT


Windows11へのアップグレードが可能なPCの条件については、1点分かりづらい点がある。それは、CPUの条件なのだが、例えば、@ニフティの、

Windows11へ更新可能かチェックする方法|必要スペックの一覧も紹介

には、プロセッサ(CPUのことを指す)の必要スペックとして、

>1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサもしくはSystem on a Chip

>Windows11へアップデートするにはCPUがどのメーカーでも問題なく、動作周波数帯とコア数でアップデートできるかが決まります。

と、書かれている。

しかし、実はこの説明は正確ではない。

実際には、周波数とコア数だけでアップデートできるかが決まってはいない。

例えば、Intel Core i7 6700K は、動作周波数 4GHz で4コアなので、@ニフティの説明では「対象CPU」になるのだが、実際にはアップグレード対象外となるのである。

何故かと言うと、Windows11 へのアップグレードが許されているCPUには、動作周波数、コア数以外にも、「世代」という条件があるからだ。Intel の場合は、「第8世代以降」、AMDの場合は「Ryzen 2000以降」(「PC Watch」の記事より)の世代のCPUのみがアップグレードを許可されている。Intel の場合 Core i7 8700 以降、と言うことになる。マイクロソフト公式の記事には、アップグレード対象のCPUが列挙されているページがある(「Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ」)のだが、そのページには「対象となるCPUがどの世代からか」という情報はどこにも無いので不便である。

スペック的には何ら問題がないのに、CPUの世代で拒絶されてしまうのは理不尽であり、非常に残念でもあるが、マイクロソフトがそのように決定したため、上記世代以前のCPUの場合はWindows11へのアップグレードはできないことになる。

キーワード: Windows11 upgrade


Celestia の公式サイトには、 ubuntu 公式以外のリポジトリを追加することでインストールする方法が提示されていたが、誰が提供しているのははっきりせず、欲しいときに提供されているかも分からないので、こちらを参考に、自前でビルドしてインストールした。

参考 URL によると、ビルドは、下の通りにすればよい。

# install libraries

Sudo apt install qtbase5-dev-tools qtbase5-dev libqt5opengl5-dev qtchooser libglu1-mesa-dev libpng-dev libjpeg-dev libtheora-dev liblua5.3-dev build-essential libglew-dev libeigen3-dev libluajit-5.1-dev libgtk-3-dev libfmt-dev

# clone as in previous answer

git clone https://github.com/CelestiaProject/Celestia

cd Celestia && mkdir build && cd build

# install with cmake

cmake -o Makefile ../

make

Sudo make install

#copy icon to system folder

Sudo cp ../src/celestia/qt/data/celestia.png /usr/share/icons/hicolor/128x128/apps

#make .desktop file

cat >$HOME/.local/share/applications/celestia.desktop <<'EOL'

[Desktop Entry]

Version=1.7.0

Type=Application

Name=Celestia

GenericName=Space simulator

Comment=Open source space simulator

TryExec=/usr/local/bin/celestia-qt

Exec=/usr/local/bin/celestia-qt

Categories=Astronomy;Science;Qt;

Icon=/usr/share/icons/hicolor/128x128/apps/celestia.png

MimeType=application/x-celestia-script

Terminal=false

EOL

#Make exec

cd $HOME/.local/share/applications/

chmod +x *.desktop

このままだと、UIは大丈夫だが肝心の天体画面の方に日本語が表示されず使いものにならないので、日本語が表示できるフォントをインストールする必要がある。こちらの解説を参考に、 ipagui.ttf を /usr/local/share/celestia/fonts/ にコピーして、 /usr/local/share/celestia/celestia.cfg を編集し、

Font "ipagui.ttf,14"

LabelFont "ipagui.ttf,14"

TitleFont "ipagui.ttf,16"

のように記述することで、天体画面に文字が正常に表示された。

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キーワード: ubuntu celestia


monodevelop の公式サイトにある download ページには、これまでは、 ubuntu の LTS に対してはダウンロードリンクと repository の追加方法の説明が用意されている。

しかし、ubuntu 20.04 LTS である Focal に対するリンクは、これを書いている時点でまだ存在しない。

しかし、 repository を見ると、既に以前から存在しているようだ。ただし、有効な状態なのかどうかは、公式のアナウンスが何もないので、全く分からない。まだ不十分な対応しかされてない可能性があるのに、現在インストールして使っている(旧版に対する) monodevelop を置き換えてしまうのは、使えなくなってしまう危険があるので出来ない。

debian の最新版である debian 10 に対するリンクなどは、既に用意されていることからも、早急に ubuntu 20.04 Focal へのリンクも用意していただきたいものだ。

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キーワード: ubuntu 20.04 Focal monodevelop


KDE plasma のデスクトップをよく見てみると、ゴミ箱がない。

追加しようとあちこち探してみると、どうやらショートカットを作成するとよいようだ。

そこで、下のようにしてみた。


[Desktop Entry]\n
Encoding=UTF-8\n
Icon=user-trash-full\n
EmptyIcon=user-trash\n
Name=Trash\n
Type=Link\n
URL[$e]=trash:/\n
OnlyShowIn=KDE;\n

ところが、ゴミ箱が空でも赤いアイコン(ゴミ箱にファイル有り)が表示されている。

それはおかしいので、あちこち検索し、上の記述の Icon=user-trash-full の次に EmptyIcon=user-trash-empty というエントリを追加してみたら、今度は、ゴミ箱にファイルが入っていても青いアイコン(ゴミ箱にファイル無し)になった。

それもおかしいので、あちこち検索し、 EmptyIcon=user-trash に変更してみた。すると、ゴミ箱が空のときは青いアイコン(ゴミ箱にファイル無し)になり、ファイルをゴミ箱に入れると赤いアイコン(ゴミ箱にファイル有り)になったが、ゴミ箱に入れたファイルを元の場所に戻し、ゴミ箱を空にしなおしても、赤いアイコン(ゴミ箱にファイル有り)のままになった。

ここまでで万策尽きてお手上げ。 KDE plasma でゴミ箱のショートカットがデフォルトで作成されないのは、この問題が放置されているからなのだろうか。諦めてウィジェット(にゴミ箱があれば)でゴミ箱を追加してみようかなとも一瞬思ったが、ウィジェットだとアイコンの整列などに追従せず面倒くさいだけなのでやめた。

KDE plasma のゴミ箱、一体どうなってんのだろうか。おかしいまま放置プレイ中なのだろうか。ぼくは、デスクトップにはゴミ箱があった方が便利だと思う派なので、中にファイルがあるのかないのか区別できないような状態では困るのだが・・・。

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キーワード: KDE plasma trash box ゴミ箱