銀杏の木

一夜明けて状況が徐々にわかってきましたね。かなり被害があちこちに出ているのをＴＶの情報で知りました。

阪神大震災のときのような大規模な火災が起きていないようなのが、不幸中の幸いだと思います。ただ、土砂崩れがすごく心配です。ＴＶで見ただけでも、山のあちこちで土砂崩れが起きていて山が茶色くなっているのがはっきりわかりました。今日も震度４の地震が起きているし、なんども揺れているので、どこが陥没しても崩れてもおかしくないような…。

今夜も空き地で夜を明かす人が多数おられるようですが、昨日から寒気が来ていて関西も寒かった。被災地域は相当寒いだろうなぁ…。

プログラマだったころを思い出します。土曜の朝から月曜の朝まで常に突貫でしたので、東京の開発室の床で寝たもんですが、大雪が降った冬があって、あのときが一番こたえた。３時まわってそろそろ思考が働かなくなってしょうがない寝ようと思っても、開発室のフロアの下は外になっていて、ただでさえの底冷えが倍化されてて、とてもじゃないが寝られたもんじゃありませんでした。そこで、ＰＣ機材梱包用のエアキャップのロールを持ち出して、ぐるぐる巻きに体に巻きつけて土日の夜寝ていましたが、蒸れるし顔にかぶさって窒息しそうになったりで、寝苦しかった。

深夜の札幌の雪の街を歩き続けたこともありますが、あれも寒かった。上着の上から体を直接刺すような寒さで、ボディーブローをあびているみたいに徐々に参った。

そんな記憶がひきだされたというか、夜がいろんな意味で被災地の皆さんの体にかなりこたえるだろうと思います。毛布や暖房器具、暖かい飲み物、なによりも人のぬくもりが足りてるといいんですが…。