画面の出力に、CPU内蔵のグラフィックスではなく、 nVidia の新しめのグラフィックボードを使用している場合、 KUbuntu のインストールの途中にフリーズしてインストールが完了しなくなる。

原因は、インストール中に使用される nouveau ドライバが、新しめのグラフィックボードに対応していないために起こるようだ。

解決策は、1つ。

・CPU 内蔵側のグラフィックを接続してインストールし、その後、 nVidia のグラフィックに接続し直す。

なお、このためには、 UEIF(BIOS) の設定を変更して、一旦 CPU 内蔵側のグラフィックを使用するようにしてやる必要がある。

もし、インストール済みの Ubuntu の場合であれば、

・「Ubuntu  (safe graphics)」で起動し、インストーラを起動して、「グラフィックスと Wi-Fi ハードウェアと追加のメディアフォーマットのアップデートと他のソフトウェア」の画面から、「サードパーティ製ソフトウェアをインストールする」を選んで nVidia のドライバをイントールして再起動する。

という方法で解決できる。

Ubuntu が、なぜ、新しめの nVidia のグラフィックボードでフリーズしてしまうような nouveau ドライバでインストールを強行しようとするように設定されているのか、意図は全く不明。こういう場合は、 nVidia のグラフィックボードを検出したなら、その時点で nVidia のドライバをインストールして、 GUI モードを起動するように設計するのが、まともなインストーラの設計ではなかろうか。

キーワード: KUbuntu