久しぶりに windows で diff を使おうと検索したら、
「diffとは?Windows標準コマンドでテキストファイルの差分を取る方法」
という記事があって、こう説明されていた。
diffとは2つのテキストファイル同士を比較して異なる箇所を表示するLinuxのプログラムです。
えっと、少し違います。
(1) diff には、バイナリファイル間に差異があるか調べる機能もあります。
(2) diff は、AT&T で開発された UNIX OS 上で1970年代に実装されたコマンドです。その後、 FreeBSD, NetBSD, Linux などの UNIX 系OSが広まり、それらにも移植されたのであって、「diff は Linuxのプログラム」なのではありません。
上の説明を修正するとしたら、
diffとは、2つのテキストファイルを比較し差異を出力したり、バイナリファイルの差異を検出したりする機能をもつ UNIX 系 OS で広く普及しているコマンドです。
などがいいかと。