Persona 4 the Golden の steam 版が出ているのに気づき、インストールしてみた。

起動はしたが、画面がブラックアウトしたまま何も反応しない。

いろいろ調べて、

$ protontricks 1113000 wmp9 quartz devenum

で、 Persona 4 の実行環境に wmp9, quartz, devenum をインストールすることで動作するようになった。恐らく、起動時のオープニングムービーの再生環境が整っていないことが原因で真っ黒の画面になっていたのだろう。

ゲームを進めるうちに、どうしてもクリアできないボスが出てきた。 P4 は、期日までにボスを倒せないと、「一週間前に戻る」か、「あきらめてタイトル画面に戻る」しかなくなる。そこで、「一週間前に戻る」(実質これしかやれることがない)を選ぶと、

注意!

古いバージョンのセーブデータです

保存し直してください

というメッセージダイアログが表示され、そのまま強制終了となる。

バグである。

一週間前に戻らねばならなくなったときの操作をした場合のバグを確認せず、戻らずに最後までプレイできた場合のテストプレイしかしていない、ということだろう。

ここで、 Hotfix なる修正版が3つほど出ているのに気づき、バグがなおっているかも知れないと思い更新してみた。

まず、普通に Hotfix 版に更新した場合、上記の wmp9 などのインストールは「既に完了している」状態でありつつ、オープニングでブラックアウト状態になるので、打つ手がない。

次に、一度アンインストールし、 Hotfix 版をインストールし、上記の wmp9 などのインストールを行って起動してみたが、やはりオープニングでブラックアウト状態になる。

恐らく、リリース版のオープニングムービーは、 wmp9 がサポートしている動画形式・コーデック等で対応可能なのに対し、 Hotfix 版のオープニングムービーは、 wmp9 ではサポートされない機能を使ってしまったのだろう。

そう思い、 wmp10 をインストールしようとしてみたが、 64bit 版の wine では使用できないとエラー終了してしまいインストールできなかった。 wmp11 はインストールできたが、オープニング開始時に P4 がクラッシュして終了してしまう。

というわけで、 Hotfix 版は現状利用できないため、リリース版で続行するしかない。なので、「一週間前に戻る」操作ができない、ということだ。

手元にあるセーブデータでは、かなり前の状態のものしか残っていないので、そこからもう一度やり直すしかなさそうだ。

ああ、説明が最後になってしまったが、 ubuntu 上で動作している steam で P4G のプレイを試した・・・という話なので、 steam の機能として組み込まれている proton を利用して実行している。( proton は valve 開発版の wine 。)

wmp10 が 32bit 版しかないのに、 wmp9 は 64bit 版がある(だから上記のようにインストールして使える)のは不思議な感覚だ。

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