windows 起動時に、アプリケーションを自動実行させる方法は複数ある。
(1)「スタートアップフォルダ」にショートカットを作成する方法
C:/Users/<ユーザー名>/AppData/Roaming/Microsoft/Windows/Start Menu/Programs/Startup/
の中に、自動実行させたいアプリケーションのショートカットを作成するとよい。
(2)「タスクスケジューラ」を使用する方法
タスクスケジューラを起動し、自動実行させたいアプリケーションの設定を行う。
- 管理者権限での実行が必要なアプリケーションの場合、「全般」タブの下の方にある、「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる必要がある。
- どのような状況の時に自動実行させるかは、「トリガー」のタブに作成する。
- 自動実行させるアプリケーションのパスは、「操作」タブに作成する。
(3)システム管理されている「スタートアップ」
以前のバージョンの windows では、 msconfig で管理されていたが、 windows 10 からは、タスクマネージャの「スタートアップ」タブ、または、「設定>アプリ>スタートアップ」で管理されている。ただし、ここにユーザが自由に自動起動したいアプリケーションを新規登録したり削除したりすることは、できなくなっている。ここへのアプリケーションの登録は、アプリケーション自身が内部でシステムに対して登録を行っているようだ(詳細不明)。
(4)その他の自動実行されるもの
通常のアプリケーションではなく、「サービス」の類も、自動実行される。この管理は、タスクマネージャの「サービス」タブ、または、「サービス」管理ツールで行う。こちらも、ユーザが手動で自由に追加・削除することはできない。
レジストリにも、自動実行の仕組みがあり、特定のキーに登録することで実行されるようになる。こちらは、レジストリを編集することで、ユーザにも追加・削除・修正が行える。
キーワード: startup