詩: カトゥルルス 2004-07-23 (金) 12:46:34+09:00

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soles occidere et redire possunt;
nobis, cum semel occidit brevis lux,
nox est perpetua una dormienda.
太陽は沈んでも、また別の陽が昇る。
でも、僕たちは短い光がいちど沈んだら、
終わりない一夜を眠らねばならない。
――――― Catllus『カルミナ(詩集)』第5歌より

カトゥルルス…ローマ時代の詩人、キケロと同時代人。詩集はキケロに献じられた。本作は代表作の1つ。「人生は一度きり!楽しもう!」という恋人同士の開放感や若さが感じられ、算盤の言葉を使ってユーモアを出してみたり、年配者の古い考えへの反発を表に出している。

エレゲイア…彼ら恋愛詩人が好んだ韻律「エレゲイア」より、「エレゲイア詩人」と呼ばれるようになり、後に「哀歌・悲歌」の意で用いられるようになった。Elegy(英)の語源であろう。


情報 2004-07-07 (水) 00:00:00+09:00

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